2025年8月29日、厚生労働省医政局研究開発政策課再生医療等研究推進室により、再生医療等安全性確保法に基づいて再生医療を提供していた東京都内の診療所(以下「当該診療所」)において、患者1名が慢性疼痛に対する自己脂肪由来幹細胞による治療の投与中に死亡した事例(以下「本事案」)を受け、当該診療所において関連する再生医療の提供および、特定細胞加工物等製造施設において、特定細胞加工物等の製造について同日付で一時停止等命令が発出されました。これを受け、複数の媒体で報道がされています。
本事案において当院は一切の関係はなく、当院での脂肪由来幹細胞治療の提供について一時停止等の命令は一切受けておりません。
報道によれば、本事案は幹細胞を静脈内に点滴投与する治療と報じられておりますが、当院で提供している脂肪由来幹細胞治療は、整形外科領域で主に膝関節の疾患治療に用いられております。関節腔内への直接投与の場合は投与物が血管を通じて全身に巡ることは極めて稀で、当該報道の治療方法とは作用機序が根本的に異なります。
なお、当院が提供している脂肪由来幹細胞治療については、累計13,000件超の実績を有しますが、これまで本事案に類する重篤な健康被害は発生しておりません。
また、当院の脂肪由来幹細胞は、国から認可を受けたセルソース社(以下「同社」)で製造されたものです。セルソース社は報道にあるコージンバイオ社とは無関係です。同社から当院に対する報告によれば、同社が提供する脂肪由来幹細胞加工受託サービスにおいて、本事案に類する重篤な健康被害に関する報告は過去受けていないとのことです。
人工関節以外の新たな選択肢
「再生医療」
変形性膝関節症の方、慢性的なひざの
痛みにお悩みの方は是非ご検討ください。


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