症例実績のお知らせ
PRP-FD注射5,000症例突破

※当グループ調べ(2015年11月〜2020年6月)

PRP-FD注射とは

PRP-FD注射の効果発現のイメージグラフ

PRP-FDとは、自然治癒の作用を持つ血小板が濃縮されたPRP(多血小板血漿)をさらに高濃度にしたもので、傷の修復に働く「成長因子」という物質が、一般的なPRP治療の2倍以上含まれています[1]
治療効果としては、ひざ関節内や靭帯などに注射で投与することで自己修復能力を一時的に高め、痛みや機能の改善を図ることができます。当院では、ヒアルロン酸注射で改善が得られない変形性ひざ関節症の患者さまへの効果も確認済です[2][3]。また、自分の血液成分なので、拒絶反応やアレルギー反応などのリスクが少ないことも特長です。

PRP-FD注射の治療提供について

PRP-FD注射の注入物の加工については、再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省の特定細胞加工物製造許可を取得した施設に委託しています。そのため一定の環境下において品質の維持された治療をご提供することが可能です。

こんな方におすすめです

  • 現在の治療法で痛みが改善しない
  • 手術も入院もしないで治療したい方
  • 治療の安全性やリスクが気になる方
  • 慢性化した痛みや古傷を治したい方
  • できるだけ長い効果を希望される方

当院では人工関節以外の方法をお探しの変形性ひざ関節症の患者さまが多いですが、PRP療法はスポーツ障害や外傷による痛みの治療としても整形外科で行われています。半月板損傷・軟骨損傷・靭帯損傷・膝蓋腱炎、肩の腱板断裂などの痛みにお困りの方もお気軽にご相談ください。

治療の特長

  • 効果の持続性が高い
    ひざ関節内にPRP-FDを注入することで、成長因子が傷の修復を促します。関節内の状態を整えるので、長期的な作用が期待できます。
    カレンダー
  • 副作用のリスクが少ない
    PRP-FD注射は、100%自己血液を利用します。そのため、アレルギー反応や拒否反応などのリスクが少ない治療法です。
    ひざの具合を手で確認している
  • 手術や入院が不要
    採血と注射だけなので、手術や入院は不要。低侵襲ということから、ブランクを避けたいプロのスポーツ選手も受けている治療です。
    ゴルフのショット直前

適正チェック

PRP-FD注射に興味があるけど、適応かどうか分からない。そのような方は、まずこちらのチェック項目を確認してください。

以下の項目が1つでも当てはまる方は、
なるべく早く受診されることをお勧めします。

  • 医者から人工関節置換術を受けるよう勧められた
  • 5年以上痛みがある
  • ヒアルロン酸注射を受けたが効果が持続しない
  • 痛みのために、外出を控えてしまう
  • 寝返りのとき、痛みで目が覚める

以下の項目が1つでも当てはまる方は、
予防のための受診をお勧めします。

  • 階段の上り下りが辛い
  • 小走りができない
  • 膝を動かすとツッパリ感がある
  • 膝を曲げるとゴリゴリ音がする
  • よく膝に水がたまる

以下の項目が当てはまる方は、「いざ」という時のためPRP-FD注射について知っておいて下さい。

  • 正座ができない
  • 若いころより体重が増えた
  • 忙しくて休めない
  • 新しい治療法に興味がある
  • まだまだ、やりたいことがある

安全性と注意点

PRP療法については、ヒアルロン酸や生理食塩水の投与と比べても、有害事象のリスクは上昇しないという調査報告があります[4]。PRP-FD注射でも、関節内の感染、血栓、敗血症、アレルギー反応、関節内出血といったものが可能性としては考えられますが、当グループの治療においては確認されておりません。また、PRP治療では治療部位に反応痛が生じますが、無細胞化されたPRP-FD注射ではほぼありません。

治療後の注意点
  • 1、PRP-FD注射を行った当日は、入浴は控えシャワーが良いです。翌日から入浴可能ですが、長湯は2〜3日ほど避けてください。
  • 2、運動は2〜3日避けていただき、治療部位に腫れ等がなければ再開可能です。
  • 3、治療1〜3ヵ月ほどはひざに過度な負担をかけないよう、長時間歩き過ぎない、階段昇降を極力避けてください。負荷の少ない太ももの筋トレやひざの曲げ伸ばし運動などを行います。

ご予約から治療までの流れ

  1. 受診のご予約

    混雑や待ち時間を無くしたスムーズなご案内のため、当院は完全予約制となっています。

    受診のご予約

    電話受付時間 9:00〜18:00
    (年中無休/完全予約制)

    0120-013-712

  2. 検査/診察

    ご予約いただいた日時にご来院ください。
    まず検査を受けていただき、その結果を元に医師が診察します。

    検査

    • ○MRI検査を受けていてだきます。
    • ○再生医療の効果がどの程度期待できるかは、膝のご状態によって大きく変わります。
    • ○膝の内部の状態を確認し、PRP-FDの効果が期待できるかどうかの判断材料にします。(詳細はMRI即日診断をご覧ください)
    • ※すでに膝のMRI画像をお持ちの場合は、検査を省略することもできます。

    検査

    診察

    • ○現在の状態、過去の治療歴を詳しく伺います。
    • ○伺ったお話や触診で得た情報、MRI画像を総合的に判断し、PRP-FD注射の効果が期待できるかどうかを医師からご説明致します。
    • ○適応が確認された際には、本治療に伴う注意点をご説明します。

    診察

  3. 採血

    PRP-FD注射の適応があり、治療にご納得いただけた場合は50mL程度採血させていただきます。
    治療を受けるかどうか迷われた場合は、一旦持ち帰ってご検討いただくことも可能です。

    採血

  4. 血液検査/加工

    厚生労働省から許可を得ている血液加工センターで採取した血液をチェックし、問題がなければPRP-FDを生成していきます(所要期間は3週間程度)

    血液検査/加工

  5. 治療

    再度ご来院いただき、加工したPRP-FDを関節や腱に注入します。

    治療

PRP-FD注射にかかる費用

当院では、より良いものがいち早く治療の選択肢となるよう自由診療でご提供しているため、保険適用外となります。

  • 先進的な治療を導入
    保険収載前の治療をいち早く提供
  • 完全予約の少人数制
    予約制で診察や治療前の待ち時間を解消
  • 入院しない治療
    お身体への負担が少ないので日帰り可能
  • メール相談無料
    来院前に気になる点などを気軽に相談可能

料金表

※当院の価格は全て税抜きで表示しております。

  • 初診料
    ¥3,000医師による問診・診察
  • 症例実績のお知らせ
    PRP-FD注射5,000症例突破

    ※当グループ調べ(2015年11月〜2020年6月)

  • PRP-FD治療
    • ハーフショット(片膝)
      ¥180,000
    • フルショット(片膝)
      ¥290,000

医療費控除

ノートパソコンを見ている老夫婦

この制度は、国民の医療費負担が高額にならないように国が設けた公的な保障です。医療費控除用の確定申告書には、支出を証明する書類(領収書など)が必要となります。制度のご利用を予定されている方は、当院が発行いたします領収書を、確定申告まで大切に保管しておくことをおすすめします。領収書の再発行は致しかねますのでご注意ください。
◆確定申告書の記載方法については、こちらの『医療費控除用の記載例』を
ご参照ください。

よくある質問

PRPとPRP-FDの違いは何ですか?

血液中の血小板を濃縮して、そのままひざに注射するのがPRP。血小板に含まれる成長因子だけを濃縮し活性化させたものがPRP-FDです。

一般的なPRP治療では、血液中の血小板という細胞を濃縮して、そのままひざに注射して治療します。なぜなら、血小板が作り出す"成長因子"と呼ばれる有効成分が、痛みの緩和やひざの修復に役立つことが分かっているからです(※)。
一方、当院で扱うPRP-FD注射では、この成長因子だけを濃縮して、活性化させたものを患部に注入します。
ではどちらがより優れているかですが、これについては、はっきりした結論が出ていません。

PRP-FD群の方が有意な改善(VAS)

注入する部位によって適性が異なるという見方もあります。
当グループの調査では、変形性膝関節症などの関節内の疾患に対しては、PRP治療よりもPRP-FDのほうが痛みの改善度合いが高いという結果が見られており、このことは日本再生医療学会でも報告しました(図)。
また、PRPの抽出は各クリニックに作成機器を備えて行うことが多いのですが、PRP-FDの加工は厚労省の認可を受けた特定の施設で行わなけれます。このため、PRP-FDの方が品質のばらつきが少ないとも言われています。

※Hesham El‐Sharkawy, et al. Platelet‐Rich Plasma: Growth Factors and Pro‐ and Anti‐Inflammatory Properties. Journal of Periodontology; Volume78, Issue4, p661-669. 2007.

PRP-FD注射で期待できる効果は何ですか?

炎症の抑制、痛みの低減、関節機能の向上です。

PRP-FD注射では血小板に含まれる成長因子だけを濃縮したものを注入します。
この成長因子の働きは、大きく3つあります。

  • コラーゲンを産生する

    軟骨、靭帯などの形成に不可欠で、組織の修復でも重要な働きのコラーゲンを産生します。

  • 損傷の修復に必要な材料を集める

    成長因子は、損傷部位の修復に必要な細胞を呼び寄せる働きがあります。

  • 細胞を増殖させる

    細胞分裂を促進する働きもあるので、軟骨細胞や骨芽細胞などの増殖も期待できます。

こうした働きを通じて、痛みの低減や関節機能の向上をご実感いただけると考えています。
実際、当院で行なった研究でも、長期的な予後の改善が認められました。

ハーフショットとフルショットの違いは何ですか?

注入量の違いです。

フルショットは、注入量がハーフショットの倍です。つまり成長因子も2倍ということになります。
どちらが適しているかは患者さまのお膝の状態によって異なりますので、事前に詳しく診断したうえで、適切な治療プランをご提案しております。

ひざ痛への作用と効果

この治療で投与する成長因子とは、細胞分裂を活性化するタンパク質の総称です。なかでも血液中に含まれる血小板由来の様々な成長因子からは次のような作用が得られます[5]

  • ・細胞分裂で一次的に自己修復能力が向上
  • ・組織の修復に働く細胞を呼び寄せる
  • ・骨や血管の新生に必要なコラーゲンを産生

PRP-FD注射では、血小板由来の成長因子を大量に活性化した状態で直接ひざ関節内に送り込めるため、関節炎などでダメージを追った組織の修復促進が図られ、早期の痛み改善が期待できるのです。

PRP-FDに含まれる成長因子とその働き
PRP-FD注射に含まれる成長因子の種類
  • TGF-β
    ・損傷した組織や筋細胞の修復と調整
    ・コラーゲンの生成
  • PDGFa-b
    ・組織の修復に関わる細胞分裂を促進
    ・コラーゲンの生成
  • VEGF
    ・血管や炎症を調整する細胞を増加
    ・血管形成にも関与
  • bFGF/EGF
    ・軟骨細胞や骨芽細胞の増加促進
    ・骨や血管の再構築を促進
  • CTGF
    ・軟骨の修復や線維化を促進
    ・血小板の付着が優位な状態を作る

治療実績および成績のご報告

ひざ関節症クリニックグループではこれまで、主に変形性ひざ関節症の痛みに対して、多血小板血漿を注入するPRP治療や高濃度の成長因子を投与するPRP-FD注射を行ってきました。2015年11月〜2020年6月までで5,000例以上の治療実績があります。うち6ヵ月以上経過した135人の症例データを集計したところ、痛みや運動機能、生活の質など様々な項目を数値化するKOOSという治療評価基準において、改善の持続が確認できました。これまで重篤な副作用は認められておらず、安全性と効果の面から見ても有益な治療法と考えています。
また、PRP治療とPRP-FD注射の比較調査では、後者で痛みに対するより高い改善が見られました。これらの治療結果は、第18回日本再生医療学会総会でも報告している内容です。

KOOS5項目全て有意に改善

参考

  1. [1] J Araki, et al. Optimized preparation method of platelet-concentrated plasma and noncoagulating platelet-derived factor concentrates: maximization of platelet concentration and removal of fibrinogen. Tissue Eng Part C Methods. 2012 Mar;18(3):176-85.
  2. [2] 白田智彦ほか 変形性膝関節症に対し再生医療として施行した自己血由来PRPを用いたPFC-FD(platelet-derived factor concentrate freeze dry)治療の臨床成績第32回日本整形外科学会基礎学術集会(パネルディスカッション) 2017
  3. [3] 横田直正ほか 変形性膝関節症に対するplatelet-derived factor concentrate (PFC)とPRP関節内注射療法の臨床比較研究第18回再生医療学会総会2019
  4. [4] Dai WL, et al. Efficacy of Platelet-Rich Plasma in the Treatment of Knee Osteoarthritis: A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials. Arthroscopy. 2017 Mar;33(3):659-670. 2016.
  5. [5] 青戸克哉ほかPlatelet-rich plasma療法の基礎 整・災害(57): 965-970; 2014.

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