中畑 慶吾 医師

プロフィール

中畑 慶吾

大阪大阪ひざ関節症クリニック

中畑 慶吾医師Keigo Nakahata

膝の痛みで日常生活やお仕事、趣味が思うようにできずお悩みの方、手術以外の方法をお探しの方には、当院の再生治療がお役に立てるかもしれません。再生医療を受けようかと迷っている方もまずはご相談ください。整形外科専門医である私が、責任を持って治療の適否を判定いたします。

  • 整形外科歴20年以上のベテラン
  • 手術治療の実績が豊富
  • 低侵襲・低負担な治療を重視

空手の練習に明け暮れた医学生時代。ケガの度に整形外科で治療を受け、幾度となく助けられた。こうした経験から、自然な流れで整形外科の道を志すように。医師としては整形外科一筋で約20年間、数多くの臨床に携わってきた。特に手術治療を得意とし、骨折手術、人工関節、関節鏡とジャンルを問わず様々な手技の実績がある。 方向転換を決意したのは、手術という外科的なアプローチに限界を感じたから。自ら執刀して100%の満足が得られなかった自身の家族の実態を目の当たりにして、より低侵襲な再生医療というアプローチに興味を持つに至った。2021年より、同分野での実績が豊富な「ひざ関節症クリニック」グループに入職。

経 歴

  1. 2000年
    鳥取大学 医学部 卒業
  2. 2000年
    大阪大学整形外科医局入局
  3. 2000年
    大阪船員保険病院 整形外科
  4. 2002年
    市立吹田市民病院 整形外科
  5. 2003年
    大阪府立病院 整形外科
  6. 2004年
    近畿中央病院 整形外科
  7. 2008年
    市立川西病院 整形外科
  8. 2008年
    阪和第二泉北病院 整形外科
  9. 2009年
    上田病院 整形外科/部長
  10. 2019年
    豊中緑ヶ丘病院 整形外科/部長
  11. 2021年
    京都ひざ関節症クリニック 院長
  12. 2022年
    大阪ひざ関節症クリニック 院長

資格・免許

  1. 日本整形外科学会認定 専門医
  2. 日本整形外科学会認定 スポーツ医
  3. 日本整形外科学会認定 リウマチ医
  4. 日本整形外科学会運動器 リハビリテーション医
  5. 日本医師会健康 スポーツ医
  6. 日本スポーツ協会 スポーツドクター

学術活動

学会発表

年 代 学会名 題 名
2002年 中部日本整形外科災害外科学会 下肢切断レベル決定におけるMR-angiographyの有用性について
2002年 中部日本整形外科災害外科学会 THA後の骨融解に対するβ-TCPの使用経験
2002年 中部日本整形外科災害外科学会 大腿骨骨切り術後のTHAの経験
2002年 日本リハビリテーション医学会 人工膝関節置換術におけるクリニカルパス(CP)の効果について
2002年 日本リハビリテーション医学会 高齢者に対する全人工膝関節置換術の有効性の検討(膝関節)
2001年 中部日本整形外科災害外科学会 下肢切断についての検討 : 再切断例を中心に

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インタビュー

再生医療に興味を持ったきっかけを教えてください。

低侵襲で負担の少ない治療を目指したい当院に入職するまでの約20年間、急性期病院で整形外科医としてキャリアを重ねてきました。この間、外傷や慢性疾患に対する2,500例以上の手術を執刀し、人工関節置換術や関節鏡手術などは得意分野としていました。
しかし、こうした手術療法にも限界があると感じるようになりました。非常に優れた治療法である反面、やはり一定の確率の合併症があり、身体の負担や術直後の日常生活に与える影響も少なくないからです。決定的だったのは、自分の母や祖母の手術を担当したことでした。手術後の痛みや不自由さ、不安な表情を間近で見て、できれば患者さんを低侵襲な方法で治してあげたいという思いが強くなった事を覚えています。こうした経験から、手術を受けずとも症状の改善が期待できる再生医療の可能性に、興味を持つようになりました。

低侵襲で負担の少ない治療を目指したい

ひざ関節症クリニックを選んだ理由は何ですか?

今後求められるエビデンスの構築再生医療に特化した整形外科クリニックが複数存在することは知っていましたが、ひざ関節症クリニックはこの分野の実績が豊富なので、その点に魅力を感じました。また、大学病院とも連携しており、診療に関して信頼できるデータベースを有することが確信できたのも大きかったです。再生医療は将来的な発展が期待できる可能性を秘めた分野で、一定の成果も上げていますが、新しいだけに、まだ分からないことや不確実なことも少なくありません。こうした点を解決して進歩させるためには、確かなデータ(エビデンス)の構築が必要だと考えます。
加えて、自分と同じように、前職で手術経験を積んだ整形外科の先生方が数多く在籍しており、こうした点も心強く感じました。

今後求められるエビデンスの構築

治療する際、どのようなことを心がけていますか?

大切なのは気持ちに寄り添うこと手術により痛みを出来るだけ早く取り除くことは大切ですが、それによってQOL(生活の質)を損なうことはあってはならないことです。私はこれまで手術治療を中心に臨床に携わってきましたが、これからは手術を受けずにすむ患者さんを一人でも増やしたいと考えています。また、診察においては、オーダーメイドの対応を重視しています。同じ病態でも、悩みは千差万別で、ご希望も様々です。一方的に治療を提供するのではなく、患者様の疑問には1つ1つ丁寧にお答えし、気持ちに寄り添った診察を心がけています。
もちろん、どうしても手術以外には痛みを解決できない状態の方もおられます。その場合は手術治療が第一選択であることをしっかりお伝えすることも臨床医としての責務であると考えています。
最終的に患者様の症状が改善し、「クリニックに来てよかった」と言っていただける事が何よりのやりがいです。その充実感をスタッフ全員で共有して、さらなるモチベーションのアップにつなげていきたいと考えています。

大切なのは気持ちに寄り添うこと

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