創設者の掲げる
クリニックの展望

メスを使わない安全な「幹細胞治療」を
誰もが享受出来る時代へ

ひざ関節症クリニック創設者
山川 雅之のプロフィール

山川 雅之

山川 雅之Masayuki Yamakawa

1964年7月3日生まれ。鳥取県出身。
一般診療科から転医、美容外科医として、1993年(29歳)に「聖心美容外科」を開設。その後、2007年に特化型の「THE CLINIC(ザ・クリニック)」を開設し脂肪幹細胞研究と治療の普及に取り組む。2012年日本美容外科学会(JSAS)の会長に就任。
その後、ひざ関節の痛みに対し、患者自身のコンデンスリッチファット(幹細胞濃縮脂肪組織)を使った治療の第一人者となり、医療法人社団活寿会「ひざ関節症クリニック」での自由診療を開始。クリニックは現在、全国に14院の展開に至る。
また後進を育てるため、自由診療医療経営ノウハウや起業法などのセミナー・講演会を多数開催する他、同時に新規事業開発、事業投資活動にチャレンジし続けている。
趣味はトライアスロン。

経 歴

  1. 1989年
    鳥取大学医学部卒業
  2. 1993年
    福岡にて聖心美容外科(現聖心美容クリニック)開業
  3. 2007年
    THE CLINICを創業(現退任)
  4. 2012年
    日本美容外科学会会長
  5. 2015年
    シリアルインキュベート株式会社、セルソース株式会社を 創業
  6. 2016年
    医療法人社団活寿会 ひざ関節症クリニックグループを創業
  7. 2021年
    AZACLI麻布クリニックメディカルプロデューサー
  8. 2022年
    セルソース株式会社取締役に復帰

経営で心がけている事・こだわり

私たちが経営で心がけているのは、保険診療ではカバーしきれない医療ニーズに応え、より多くの患者様に健康でアクティブな人生を提供することです。
日本の医療制度は国民皆保険により、多くの人々が医療を受けやすい環境にあります。ただその一方で、保険診療には限界があり、特に慢性疾患や進行期の変形性膝関節症のようなケースでは、保存療法の提案しかできず患者も医師側も、もどかしい気持ちとなっている事が少なくありません。このような現状から、今後も私たちは、先進医療が日本全体の医療システムの持続可能性にも貢献できると考えています。
現在の医療制度では、膨大な医療費が課題となっています。自由診療を通じた革新的な治療法は、医療制度の破綻を防ぎ、社会全体の健康寿命の延伸にも寄与できる道だと確信しています。私たちは、単に医療を提供するだけでなく、社会課題の解決に向けた新しい医療モデルの確立を目指しています。

保険診療の限界と課題を痛感し、
事業立ち上げを決意

脂肪由来幹細胞の可能性を実感

私が美容外科医として従事していた際に、顔に脂肪を注入する施術が、想定していた美容効果以上に肌の質を改善することに気づきました。のちに脂肪には幹細胞が多く含まれ、この幹細胞には細胞を分化させる能力や炎症を抑える効果があるという研究結果が発表されたことで、これを活用した医療は美容分野以外でも、社会課題の解決に繋がると確信しました。特に、潜在患者数が3000万人とも言われる変形性膝関節症に注目し、その分野の再生医療を研究されている先生方との出会いもあり、この治療に幹細胞を使ってみたいと思うようになりました。

患者様の生活の質を向上させるために

一方で、ある日私自身が怪我をし整形外科を訪れた際の体験が、このクリニックを開業する決定的なきっかけとなりました。
早朝から開院前に訪れたにもかかわらず、高齢者が長蛇の列を作り、待ち時間が非常に長い状況に驚きました。診察はわずか数分で終わるのに、病院を出たのはお昼過ぎ。長蛇の列の原因は、当時から行われているヒアルロン酸によるひざ治療です。ところが、もはや海外の整形外科学会では有効性の観点から推奨されてないのです。調べると、このような状況は全国の病院で日常的に起きていました。
日本の国民皆保険制度は非常に優れたシステムですが、一方で、税金で賄われる保険診療の限界と課題も痛感し、より質の高いサービスを自由診療で提供することを決意しました。
このクリニックの設立は、患者一人ひとりに丁寧で効果的な治療を提供し、ひざの痛みで苦しむ多くの人々の生活の質を向上させたいという強い思いから始まりました。さらに、私はクリニック運営にとどまらず、再生医療の加工受託サービスを提供する企業を設立し、再生医療関連事業とその技術を応用したコンシューマー事業も展開しています。このような取り組みを通じて、再生医療の可能性を最大限に引き出して社会実装していくことで、医療の新たな未来を切り開くことを目指しています。

自由診療というハードル

自己負担額の高さ、選択肢にあがらない

幹細胞治療を提供するひざ専門の再生医療クリニックを運営する中で、特に苦労しているのは、保険適用外の治療に対する懸念を払拭することです。日本では、保険外診療に対する不安が根強く、保険が効かないという理由だけで治療の選択肢にすら入らないことがあります。このため、私たちは学術データを収集し、丁寧な説明を行うことで患者様に理解と安心を提供しようと努めています。
自由診療は日本ではまだ馴染みが薄いものの、最先端の医療を一般の方々に提供できることには大きな価値があると考えています。保険診療は国の承認を得た信頼性の高い医療ですが、適用範囲には制約があり、特定の治療が受けられない場合があります。例えば、患者様の状況に応じて最適な治療法がBであると医師が判断しても、保険の制約でAしか選択できないことが多々あります。しかし、自由診療ではこのような制約を回避し、患者様にとって最も適した治療を提供することが可能です。

見出した大きな価値と喜び

私たちは、保険診療では解決できなかった悩みを抱える患者様に対して、新たな希望と解決策を提案できる点に大きな価値を見出しています。自由診療は自己負担が高額であるため、治療効果やサービスの質が厳しく問われますが、その分、患者様からの信頼や感謝の声を直接感じることができる喜びも大きいです。この信頼はクリニックの成功に直結するため、スタッフのスキルアップを積極的に後押ししています。
また、保険診療の整形外科では、初期の保存療法や末期の手術が有効とされる一方で、進行期には効果的な治療法が乏しく、手術に踏み切れない場合は痛みを我慢するしかないのが現状です。私たちのクリニックでは、こうした進行期の患者様に再生医療を提供することで、病状の進行を遅らせることを目指しています。
これらの取り組みを通じて、私たちは医療サービスの新しい可能性を切り開き、保険診療の限界を超えた治療で社会課題の解決に貢献していきます。

ひざ治療だけでなく、抗老化を目的
とした細胞治療を見据えて

「人生100年時代」に突入した現代において、いかに長い人生を自分らしく、充実して過ごすかが重要な課題となっています。
加齢による身体機能の低下や免疫力の衰えにより、関節の痛みや体調不良に悩む方が増加していますが、これを放置することは生活の質の低下や、健康寿命の短縮につながる可能性があります。
そこで、私たちは最先端の再生医療技術を駆使し、こうした問題に積極的に取り組みます。
患者様が自分らしい、充実した人生を送り続けられるよう、全力でサポートすることを目指しています。
今後、私たちは再生医療の可能性をさらに広げ、治療分野を拡大し、より良い治療方法を提供することに注力していきます。
2024年に開院する活寿会記念クリニックではひざ治療だけでなく、抗老化を目的とした細胞治療をメインに据え、多くの方々に健康で活力ある生活を提供するための取り組みを強化していきます。
単に治療を提供するだけでなく、人生の質を向上させるための包括的なサポートを行い、健康で幸福な長寿社会の実現に向けて貢献していく所存です。

効かなかったら、どうしよう・・・

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ひざ関節症クリニック|全国15拠点|治療実績37,000例|整形外科専門医24名所属

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