50代女性です。3ヶ月ほど前から、自宅や駅の階段の上り下りで膝が痛むようになりました。
特に階段の下りで激痛が走り、とてもつらいです。近所の整形外科でレントゲンを撮り、初期の変形性膝関節症と言われました。湿布と痛み止めをもらい様子を見ていますが、あまり良くなりません。
スーパーのパートで立ち仕事をしており、休むわけにもいかないため毎日痛みを我慢して動いています。このままひざの状態が悪化しないか不安です。階段で膝が痛い原因は何でしょうか?また、少しでも楽に動けるようになるコツなどはありますか?
痛みが長引く場合に知っておきたいこと
初期の診断を受けていても、痛みが続く場合は注意が必要です。レントゲン検査は骨の状態を確認するのには適していますが、軟骨や半月板といった柔らかい組織の損傷は写りにくいため、ご自身で状態を判断するのは困難です。少しでも不安を感じたら、まずは無料でんわ相談からお気軽にお問い合わせください。膝が階段で痛い原因とは?
階段を降りる際、膝には体重の約6〜7倍の負荷がかかるとされています。変形性膝関節症での痛みは、この大きな負担によって軟骨がすり減り、炎症が起こることで生じます。また、膝のクッションの役割を果たす半月板が傷ついている場合も考えられます。半月板の損傷によって階段の昇降時に痛みが現れることもあり、クッション機能が低下することで直接骨に負担がかかります。さらに、加齢や運動不足により、膝を支える太ももの筋肉が低下すると、関節を安定させることが難しくなり、痛みにつながりやすくなります。ひざの階段上り下りを楽にする工夫
「ひざ 階段 上り下り 楽に」するためのコツをいくつかご紹介します。まず、階段を降りる時は膝が痛い方の足から、登る時は痛くない方の足から一段ずつ進むのが基本です。手すりがある場合は必ず活用し、膝への荷重を腕に逃がすようにしてください。また、クッション性の高い靴を選び、足元からの衝撃を和らげることも大切です。痛みのない範囲で、椅子に座って膝を真っ直ぐ伸ばすような太ももの筋力トレーニングを1日10回程度無理なく行うのも有効です。立ち仕事中は、サポーターを利用して膝を保護するのも一つの手段です。整形外科を受診するタイミング
日常生活での痛みが軽く、安静にしていると落ち着く場合は、無理のない範囲でセルフケアを続けて様子を見てください。しかし、湿布や痛み止めを使っても数週間痛みが引かず、腫れや水が溜まっている感覚がある場合は、近日中の受診をおすすめします。なお、体重を全くかけられない(荷重不可)、強い腫れや熱感がある、膝が急に引っかかって動かない(ロッキング)、発熱を伴うといった症状が見られる場合は、至急医療機関をご受診ください。▶︎ ひざ関節症クリニックの診察予約はこちら
MRI検査と治療の選択肢について
レントゲンは骨の変形を確認できますが、痛みの原因となる軟骨や半月板、靭帯の状態を詳しく調べるにはMRI検査が適しています。治療の選択肢としては、湿布やヒアルロン酸注射などの保存療法や手術のほか、当院では患者様ご自身の血液や脂肪を用いた再生医療(関節内注射)もご提案しています。再生医療の効果には個人差がありますが、外来で受けられるため、お仕事を休めない方でも検討しやすい選択肢となります。▶︎ MRI検査を予約する
根本的な原因を知るための次の一歩
膝の痛みを改善するためには、まず詳しい状態を知ることが第一歩です。痛みが続く場合は、MRIや診察で膝の状態を把握し、原因に合った治療方針を検討することをおすすめします。当院では事前のMRI検査をふまえ、整形外科専門医が治療の適応を入念に判断いたしますので、ご自身のライフスタイルに合った治療を探していきましょう。
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