半月板損傷の治療目的で、4カ月ほど前に膝の関節鏡の手術を受けました(10年前にも同じ手術を受けていて、今回2回目です)。
術後も腫れと痛みに悩んでいます。
現在は週一回ヒアルロン酸の注射と鍼を受けている他、毎日ストレッチをしたりしています。普通に歩くぶんには何とかなるのでが階段の上り下り、自転車にも乗れない等不便です。74歳です。
一つには、術中の細菌感染と、それに伴って炎症が起こっていると考えられます。手術した部位の細菌感染は、発生率が1〜5%以下と決して多くありませんが、ひどい時には再手術が必要になることもあります。長引くようでしたら詳しい検査を受けられることをお勧めします。
また、感染は手術時の傷口からだけ生じるとは限りません。体内の別の部位からうつることもあります。例えば虫歯や歯槽膿漏、水虫などが原因になることもあります。よって手術前にはこうした感染症もなるべく治療しておくことが望ましいです。
手術後の腫れや痛みの原因①「急激なリハビリ」
手術後、リハビリを焦ってしまうと膝に負担がかかり、炎症を起こしてしまうことがあります。
早く回復させたいというお気持ちはわかりますが、医師や理学療法士の指導に従って、少しずつ着実にケアしていただければと思います。
※半月板損傷の治療についてはこちらでも詳しくご紹介しています。↓
【コラム】半月板損傷は自然治癒しない?有効な治療法を専門医が解説
痛みが長引くなら変形性膝関節症の可能性も視野に置く
痛みの原因は様々に考えられますが、ご相談者様は長い年月に渡って半月板損傷の痛みに悩まれているようですので、変形性膝関節症を発症している可能性も否定できないと思われます。
その場合、当院の診療で改善が期待できるかもしれません。と言いますのも、当院の患者さまの多くが同じように変形性膝関節症や半月板損傷の痛みに悩まれており、関節鏡の手術を受けられたという方も少なくありません。
ただ、お膝の状態は患者さま一人ひとりで異なり、それが効果の度合いにも影響します。そのため、当院ではまずMRI画像も参考にしつつ、詳しくお膝を診察し、確定診断を行います。その上で、再生医療の適応かどうか、どれくらいの効果が見込めるかなどを判断し、わかりやすくご説明しております。
<半月板損傷のある症例(MRI画像と解説)>
まずは一度、お膝の状態を拝見させていただければと思います。初診は、はじめてのご来院予約よりお問い合わせの上、ご来院お待ちしております。

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