膝から下が痛い・だるい・重い原因は?症状別に考えられる病気を解説

膝から下が痛い・だるい・重い原因は?症状別に考えられる病気を解説

更新日:2026.06.24

「膝から下が重い」
「夕方になると、すねやふくらはぎがだるくて痛い」
実はそれ、血管や神経からの注意すべきサインかも知れません。
膝から下の痛みは、使いすぎによる一時的なものから、放置すると危険な血管・神経の病気まで原因の幅が広い症状です。
本記事では、膝より下=すね・ふくらはぎ・足首にかけての下腿全体の痛みについて、症状別に考えられる病気と受診の目安をわかりやすく解説します。

膝から下が痛い・だるい・重いときに考えられる原因

膝から下が痛い、だるい、重いといった症状の特徴は、痛む場所が広いことです。膝関節そのものではなく、すねやふくらはぎ、足首にかけての下腿(かたい:膝より下の部分)に広がります。原因は大きく、血管・神経・筋肉や腱の3つの系統に分けて考えられます。血管の問題では動脈や静脈の血流が滞り、神経の問題では腰から足へ向かう神経が圧迫され、筋肉・腱の問題では使いすぎや疲労が痛みを生みます。

ご自身の症状から、ある程度の見当をつけることもできます。以下では、考えられる病気ごとに、膝から下のだるい・重い・しびれ・むくみ・急な痛みといったどの症状が出やすいかをあわせて見ていきます。

膝のお皿の下が一点で痛む、膝関節そのものが痛むという場合は、原因や対処が異なります。

膝の下が痛い原因とは?代表的な疾患や痛みを改善する対処法を解説

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)は、足の動脈に動脈硬化が起こり、血流が不足して下肢に症状が出る病気です。代表的な症状に、しばらく歩くと膝から下のふくらはぎあたりが締めつけられるように痛み、少し休むと痛みがやわらいでまた歩ける間欠性跛行(かんけつせいはこう)があります。

進行すると歩ける距離が次第に短くなり、安静にしていても下肢が痛む、足の皮膚に治りにくい傷ができる、といった状態に至ることがあるとされています。足の冷えや色の変化を伴うこともあります。喫煙・糖尿病・高血圧などがある方では注意が必要とされており、こうした症状が続く場合は血管外科や循環器内科で相談することがすすめられます。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、足の静脈の弁のはたらきが低下し、血液が逆流して静脈がこぶのようにふくらむ病気です。足の血管が浮き出て見える、膝から下がだるい・重い、むくむ、こむら返りが起こりやすい、といった症状が出やすいとされています。

長時間立ち続ける仕事の方や加齢、妊娠・出産が誘因になることがあり、男女では女性に多い傾向が報告されています。命に直結する病気ではありませんが、だるさやむくみが続いて生活に支障が出ることがあります。気になる血管の浮き出しや膝から下の重さが続くときは、血管外科や循環器内科で相談しましょう。

深部静脈血栓症

深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)は、足の深いところを通る静脈に血のかたまり(血栓)ができる病気です。多くは脚に起こり、片方の膝から下が急に腫れる、痛む、赤くなる、熱をもつといった症状が出るとされています。長時間同じ姿勢を続けたとき、脱水のとき、手術後などに起こりやすいことが知られています。

注意が必要なのは、足にできた血栓が血流にのって肺の血管をふさぐ肺塞栓症(はいそくせんしょう)を起こすことがある点です。胸の痛み、息切れ、失神などが現れた場合は命に関わることがあり、速やかな受診が必要とされています。片足の急な腫れと痛みがあるときは、むやみにふくらはぎを揉まず、早めに医療機関を受診してください。

腰部脊柱管狭窄症・坐骨神経痛

膝から下のしびれや痛みが、実は腰の神経に由来していることがあります。腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、背骨の中の神経の通り道が狭くなり、足の神経が圧迫されて膝から下に痛みやしびれが出る病気です。少し歩くと足が痛んだりしびれたりして歩けなくなり、前かがみで休むとまた歩ける、という神経性の間欠跛行がみられることがあります。

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)は、お尻から太もも、ふくらはぎへと走る坐骨神経に沿って痛みやしびれが出る症状の総称です。原因はさまざまで、姿勢による症状の出方も原因によって異なります。腰部脊柱管狭窄症が背景にある場合は、前かがみや座った姿勢で楽になる傾向があります。一方、腰椎椎間板ヘルニアが背景にある場合は、前かがみや座った姿勢で痛みが強まることがあります。膝から下のしびれや痛みが長引く場合は、自己流の姿勢対処を続けず、整形外科で相談することがすすめられます。

腓腹筋の肉離れ・筋肉疲労

運動や急な動作のあとに、ふくらはぎが急に強く痛む場合は、腓腹筋(ひふくきん:ふくらはぎの筋肉)の肉離れが考えられます。肉離れは、筋肉が急激に引き伸ばされて部分的に傷つくもので、ダッシュやジャンプ、踏み込み動作などで起こりやすいとされています。放置して悪化した場合コンパートメント症候群(筋区画の内圧が上がり血管神経がダメージを受けること)となり緊急手術が必要となることがあります。

すねの内側に運動で痛みが出るシンスプリントは、走ったり活発に歩いたりすることで下腿に繰り返し負荷がかかり、膝から下のすねあたりに痛みが生じる状態です。運動の開始時に痛み、安静にすると痛みがおさまることが多いとされています。明確なケガがなくても、立ち仕事や歩きすぎで下腿の筋肉が疲労し、だるさや重さ、ズキズキする痛みにつながることもあります。

こむら返り(足がつる)

こむら返りは、ふくらはぎの筋肉が突然強く収縮し、激しい痛みを伴うけいれんです。健康な方にも起こり、中高年に多くみられますが、若い方に起こることもあるとされています。運動の最中や運動後、夜間や安静時に起こることがあります。

水分や電解質のバランスの乱れ、脱水、ふくらはぎの筋肉の張り(運動不足やストレッチ不足など)が関係することがあるとされています。ときどき起こる程度であれば、過度に心配はいりません。ただし、頻繁に繰り返す、両足に広く起こる、しびれや筋力低下を伴うといった場合は注意が必要です。背景に別の原因が隠れていることもあるため、医療機関で相談しておくと安心です。

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膝から下のしびれ・むくみを伴うときに注意したいサイン

膝から下の痛みに、しびれやむくみが加わるときは、原因が筋肉だけにとどまらない可能性があります。下腿全体の症状で不安を感じている方は、次の2つの状況に当てはまらないかを確認してみましょう。

両足の膝から下に強いしびれ

両足の膝から下にしびれが出る、夜間や歩いているときにしびれや痛みが強くなる、という場合は、神経や血流に関わる要因が背景にあることが考えられます。腰部脊柱管狭窄症などの神経の病気では、歩くと膝から下のしびれや痛みが強まり、前かがみで休むとやわらぐ傾向があるとされています。

しびれが片足だけか両足か、どんな姿勢や動作で強くなるかは、原因を見分ける手がかりになります。長く続くしびれを「年齢のせい」「疲れのせい」と決めつけず、整形外科などで一度確認することがすすめられます。

むくみをともなう膝から下の痛み

膝から下のむくみと痛みが続くときは、静脈の流れの問題や全身的な要因が関わっている可能性があります。下肢静脈瘤では、足のだるさや重さ、むくみ、こむら返りが出やすいとされています。

特に注意したいのは、片方の足だけが急に腫れて痛む場合です。深部静脈血栓症の可能性があり、息切れや胸の痛みを伴うときは速やかな受診が必要とされています。むくみが左右どちらかに偏っていないか、急に強くなっていないかを目安に、早めに医療機関で相談してください。

膝から下が急に強く痛むときの応急処置と受診の目安

膝から下が急に強く痛むときは、痛みの強さや腫れの有無によって対応が変わります。下腿全体の急な痛みで不安なときは、まず危険なサインがないかを確認します。当てはまらない軽い痛みであれば、応急処置をしながら様子をみるという順序で考えると整理しやすくなります。

なお、膝のお皿の下が一点で痛む、膝関節そのものが痛むという場合は、ここで扱う下腿の痛みとは原因が異なります。その場合は次の記事もあわせてご覧ください。

膝の下が痛い原因とは?代表的な疾患や痛みを改善する対処法を解説

すぐ受診を考えるサイン

膝から下に次のような症状があるときは、様子をみずに早めに医療機関を受診してください。状況によっては救急の対応が必要なこともあります。

✅ 片方の膝から下だけが急に腫れて痛む、赤みや熱感がある
✅ 息切れや胸の痛み、失神を伴う(この場合はすぐに医療機関へ)
✅ しばらく歩くと膝から下が痛くて歩けなくなり、休むとまた歩ける状態が続く
✅ 安静にしていても膝から下が強く痛む
✅ 足の色が悪い・冷たい (この場合はすぐに医療機関へ)
✅ 膝から下のしびれや脱力が進む、力が入りにくい

特に、片足の急な腫れと痛みに息切れや胸の痛みが加わるときは、深部静脈血栓症や肺塞栓症の可能性があり、命に関わることがあります。むやみにふくらはぎを揉まず、速やかに受診してください。

自宅でできる処置

危険なサインがなく、運動後や歩きすぎによる軽い痛み・張りであれば、自宅でのケアをしながら様子をみて構いません。痛みが出た直後で腫れや熱感があるときは、まず安静にして患部を休めます。

冷やすときは、保冷剤や氷のうをタオルで包み、15〜20分程度を目安に冷却します。直接肌に当てると凍傷のおそれがあるため、必ずタオル越しに行ってください。痛みや腫れが落ち着いてきたら、状況をみて温めて血行を促すケアに切り替える方法もあります。市販の鎮痛薬や湿布で対処しても痛みが続く、強くなる場合は、自己判断で様子をみ続けず医療機関へ相談することが大切です。

膝から下の痛みは何科を受診すべき?

膝から下の痛みは原因が血管・神経・筋肉や腱と幅広いため、症状によって相談すべき診療科が変わります。下腿全体の症状で「どこにかかればよいかわからない」と迷う方は、まず痛みの出方や伴う症状を整理すると見当がつけやすくなります。

整形外科で診るケース

運動や歩きすぎのあとの痛み、すねやふくらはぎの筋肉の痛み、腰から下肢にかけてのしびれや痛みは、整形外科が相談先の中心になります。腓腹筋の肉離れやシンスプリント、腰部脊柱管狭窄症や坐骨神経痛などが含まれます。

整形外科では、診察に加えてレントゲンやMRI(エムアールアイ:磁気を使った画像検査)などで、筋肉・腱・神経や骨の状態を確認します。痛みやしびれが長引く、力が入りにくいといった場合は、早めに受診することがすすめられます。

血管外科・循環器を勧めるケース

足の血管が浮き出る、片足が急に腫れる、しばらく歩くと足が痛くて歩けなくなる、足の色が悪い・冷たいといった症状は、血管が関わる病気が考えられます。閉塞性動脈硬化症や下肢静脈瘤、深部静脈血栓症などが当てはまり、血管外科や循環器内科が相談先になります。

特に、片足の急な腫れと痛みに息切れや胸の痛みを伴う場合は、緊急の対応が必要なことがあります。下腿の痛みは整形外科の範囲にとどまらないため、症状に合わせて適切な診療科につながることが大切です。次の表で、症状ごとの目安を整理します。

※スマートフォンの方は表を横にスクロールできます

主な症状 考えられる原因の系統 相談先の目安
運動後のふくらはぎ・すねの痛み、急なふくらはぎの痛み 筋肉・腱(肉離れ、シンスプリント、筋肉疲労) 整形外科
腰から足にかけてのしびれ・痛み、歩くと悪化し前かがみで楽になる 神経(腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛) 整形外科
歩くと足が痛くて休むと歩ける、足の冷え・色の変化 血管・動脈(閉塞性動脈硬化症) 血管外科・循環器内科
血管の浮き出し、足のだるさ・むくみ、こむら返り 血管・静脈(下肢静脈瘤) 血管外科・循環器内科
片足の急な腫れ・痛み・熱感、息切れや胸の痛みを伴う 血管・静脈(深部静脈血栓症、肺塞栓症) 速やかに医療機関へ(救急の対応が必要なことも)

膝から下のだるさ・重さをやわらげるセルフケアと予防

危険なサインがなく、筋肉の疲労や血流の滞りによる軽いだるさ・重さであれば、日常のセルフケアで負担をやわらげ、予防につなげることが期待できます。膝から下の重さやだるさが気になる方は、無理のない範囲で取り入れてみてください。痛みが強いときや危険なサインがあるときは、セルフケアより先に受診を優先します。

ふくらはぎ・すねのストレッチ

ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなると、膝から下の血流が滞り、だるさや重さ、こむら返りにつながることがあります。筋肉をやわらかく保つことで、下腿への負担をやわらげやすくなります。

壁に両手をついて片足を後ろに引き、後ろ脚のかかとを床につけたまま体重を前にかけると、ふくらはぎがゆっくり伸びます。すねの前側は、椅子に座って足の甲を床に向けるようにし、すね前面を軽く伸ばします。いずれも痛気持ちいい程度を目安に、呼吸を止めず20〜30秒を目安に行ってください。痛みが強いときは無理に伸ばさないことが大切です。

日常で負担を減らす工夫

ふだんの生活の工夫でも、膝から下の負担は軽くできます。次のような点を意識してみてください。

・長時間の立ちっぱなし・座りっぱなしを避け、こまめに足を動かす
・足やふくらはぎの冷えを防ぎ、ゆっくり入浴して血行を促す
・水分をこまめにとり、脱水を防ぐ(こむら返りの予防にもつながります)
・歩きすぎや急な運動量の増加を避け、痛みの出ない範囲にとどめる

長時間同じ姿勢を続けることは、血流の滞りや筋肉の張りにつながりやすいため、デスクワークや長距離の移動が多い方は特に意識してみてください。それでも症状が続く・強くなる場合は、セルフケアだけで様子をみ続けず、医療機関で原因を確認することが大切です。

膝から下の痛みが長引く・改善しないときは専門医へ

膝から下の痛みやだるさが、セルフケアをしても長引く・繰り返す・強くなるときは、自己判断で様子をみ続けず、医療機関で原因を確認することが大切です。下腿の痛みは血管や神経が原因のこともあるため、症状に応じて血管外科・循環器内科の診療科など、整形外科以外の受診が必要になることもあります。当院は膝関節の専門ですが、原因が血管や神経にある場合は、適切な診療科での評価が欠かせません。

「まずは膝の状態だけでも相談したい」という方には、無料でんわ相談をご用意しています。気になる症状や受診の目安について、お気軽にお問い合わせください。

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膝関節そのものに原因がある場合の治療では、痛みや炎症を抑える保存療法から始めるのが一般的です。なかでも運動療法や体重管理は、診療ガイドラインでも推奨される有効な基本治療とされています。

一方で、痛みや炎症を抑える対症療法が中心となる側面があり、進んだ状態では十分な改善が得られないこともあります。手術療法は重い状態で改善が期待できる場合がありますが、入院や数か月単位のリハビリが必要で、体への負担は小さくありません。

慢性的な膝痛に対しての選択肢としての再生医療

「手術はできるだけ避けたい」「保存療法だけでは改善が難しい」——このような方に、選択肢のひとつとして検討される治療法が再生医療です。再生医療は一般に、関節内で起きている炎症やダメージによる痛みの改善を目的に、膝関節包へ直接注射を行う治療です。ご自身の血液や細胞を用いるため拒絶反応のリスクは低いとされ、日帰りで実施できます。炎症の抑制や組織の修復への作用があり、保存療法・手術と並び、膝痛治療の選択肢の一つとして検討されます。

原因となる疾患によって治療法は異なりますが、膝の痛みや炎症に対しては、再生医療という選択肢があります。再生医療は自由診療のため、費用は医療機関によって異なります。また、どの治療にもいえることですが、治療効果には個人差があります。まずは医師の診察を受け、膝の状態や症状の原因を正しく確認したうえで、ご自身に合った治療法について相談することが大切です。

「もう歳だから」「手術しかないと言われた」と諦める必要はありません。大切なのは、ご自身の膝の状態を正確に知り、医師と相談しながら適切な治療法を検討することです。当院は再生医療を専門とし、手術を避けたい方のご相談にも親身にお応えしています。

ご自身の膝の状態を正確に知ることが適切な治療の第一歩です。当院では、待ち時間なく膝の詳細な状態がわかる「MRIひざ即日診断」を実施しております。

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まとめ

膝から下が痛い・だるい・重いという症状は、膝関節そのものではなく、すね・ふくらはぎ・足首にかけての下腿の症状のこともあります。
特に、片足の急な腫れと痛みに息切れや胸の痛みを伴うときは、速やかな受診が必要です。

また膝から下の痛みは整形外科だけでなく、血管外科や循環器内科などが相談先になることもあります。「疲れのせい」「年齢のせい」と決めつけず、早めに原因を確認することが大切です。膝関節そのものの状態が気になる方は、当院でもお気軽にご相談ください。

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よくある質問

膝の下側が痛む原因は何ですか?

膝の下側が痛む場合と、膝から下(すね・ふくらはぎ・足首)が痛む場合とでは、考えられる原因が異なります。

膝のお皿の下のあたりが一点で痛む場合は、膝関節や膝蓋腱まわりの問題が関わることが多く、原因や対処が異なります。下記の記事で詳しく解説していますので、痛む場所に合わせてご確認ください。

膝の下が痛い原因とは?代表的な疾患や痛みを改善する対処法を解説

膝から下が痛いのは疲れのせいですか?

歩きすぎや立ち仕事による筋肉の疲労、こむら返りなどで、膝から下が一時的に痛む・だるくなることはあります。

ただし、すべてが疲れとは限りません。しばらく歩くと痛くて歩けなくなり休むとまた歩ける、片足だけ急に腫れて痛む、両足のしびれが続く、といった症状は、血管や神経の病気が背景にあることもあります。疲れと決めつけず、症状が長引く・繰り返す場合は医療機関で確認することをおすすめします。

膝から下が痛いときの病気は?

膝から下の痛みで考えられる病気は、血管・神経・筋肉や腱の3つの系統に整理できます。

血管では閉塞性動脈硬化症・下肢静脈瘤・深部静脈血栓症が代表的です。神経では腰部脊柱管狭窄症・坐骨神経痛、筋肉や腱では腓腹筋の肉離れ・シンスプリント・こむら返りなどがあげられます。特に片足の急な腫れと痛みに息切れや胸の痛みを伴うときは、速やかな受診が必要です。症状の出方によって相談すべき診療科が変わるため、長引く場合は早めに受診してください。

参考

[1]∧国立循環器病研究センター. 閉塞性動脈硬化症. 循環器病について知る.
[2]∧日本循環器学会. 末梢動脈疾患ガイドライン(2022年改訂版・2025年フォーカスアップデート版).
[3]∧MSDマニュアル家庭版. 末梢閉塞性動脈疾患/静脈瘤/深部静脈血栓症/腰部脊柱管狭窄症/坐骨神経痛/シンスプリント/筋肉のけいれん.
[4]∧国立循環器病研究センター. 下肢静脈瘤. 循環器病について知る.
[5]∧厚生労働省. 深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防Q\&A.
[6]∧日本整形外科学会. 症状・病気をしらべる(腰部脊柱管狭窄症/肉離れ).

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