自転車で転倒して膝を打ちました。湿布をしていても痛みが引かないのですが大丈夫でしょうか?

情報提供医師

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尾辻 正樹 医師(ひざ関節症クリニック 理事長)日本整形外科学会認定 専門医

40代女性です。1週間前、自転車に乗っていて転倒し、右の膝を強く打ってしまいました。
直後から膝が少し腫れてきたので、翌日に近くの整形外科を受診しました。レントゲンでは骨に異常はないと言われ、湿布をもらって様子を見ています。
しかし、1週間経っても痛みが引かない状態で、特に階段を降りる時や長く歩いた後にズキズキと痛みます。立ち仕事があり、なかなか安静にすることができません。ただの打撲ならいいのですが、転倒後の痛みが長引いている場合、靭帯や半月板などを痛めている可能性はあるのでしょうか?

自転車での転倒による膝の痛みが長引き、立ち仕事への影響もあってご不安なことと思います。レントゲン検査で骨に異常がないと言われた場合でも、半月板や靭帯などの柔らかい組織が損傷している可能性は十分に考えられます。これらの軟部組織のダメージはレントゲン画像だけでは分かりにくいため、ご自身の感覚だけで判断せずに詳しい検査を受けることが重要です。

まず押さえるポイント

転倒後に膝が腫れてきた場合、関節内で炎症が起きている、あるいは組織が傷ついているサインであることが多いです。レントゲンでは骨折の有無を確認できますが、軟骨や半月板、靭帯の状態までは正確に評価することが難しい場合があります。
少しでも不安を感じたら、まずは無料でんわ相談からお気軽にお問い合わせください。

考えられる原因

転んだあとの痛みが引かない場合、いくつかの原因が考えられます。一つ目は打撲や捻挫で、関節周辺の筋肉や靭帯が一時的にダメージを受けている状態です。二つ目は半月板損傷で、膝のクッションの役割を果たす半月板が衝撃によって傷つくことで、階段の昇り降りなどで痛みが出やすくなります。三つ目は靭帯損傷や、レントゲンには写らない微小な骨挫傷で、強い衝撃が加わった際によく見られる状態です。

今すぐできる対処

膝の負担を軽減する5つのステップ
立ち仕事で安静にするのが難しい状況でも、日々のちょっとした意識と準備で痛みは和らげられます。以下の順番で取り組んでみてください。

1. すぐできる:こまめに膝を休ませる

仕事中、隙間時間を見つけてこまめに座る時間を作りましょう。数分でも体重をかけない時間を作るだけで、膝への負担蓄積を抑えられます。

2. 少し工夫:安全な階段の下り方

階段を下りる際は、以下の手順で**「1段ずつ」ゆっくり下りるのが最も膝に優しい方法です。
痛い方の足を下の段に下ろす。
後ろに残した痛くない方の足で体重を支えながら、ゆっくり重心を下げる。
痛くない方の足を、痛い方の足がある段へ揃える。

3. 少し工夫:靴選びを見直す

足元はクッション性の高いスニーカーを選んでください。ヒールのある靴や底の硬い靴は膝への衝撃がダイレクトに伝わるため、避けるのが賢明です。

4. 道具を使う:サポーターで固定する

市販の膝用サポーターを活用しましょう。関節を物理的に固定・保護することで、立ち仕事中のぐらつきや負担を和らげることができます。

5. ケア:仕事終わりのアイシング

帰宅後に腫れや熱っぽさを感じる場合は、15分程度、氷のうなどでアイシングを行ってください。炎症を早期に抑えることが、翌日の痛みを軽減させる鍵となります。

受診の目安

膝の痛みに関する受診の目安を3段階で整理します。まず今すぐ受診すべきなのは、足に体重をかけられないほどの激しい痛み、強い腫れや熱感、膝が引っかかって動かなくなるロッキング症状などがある場合です。次に近日中の受診が勧められるのは、今回のように1週間以上痛みが引かない場合や、日常生活に支障が出ている場合です。最後に、痛みがごくわずかで日を追うごとに確実に改善している場合は、無理をせずに様子を見てください。

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検査で分かること・治療の選択肢

膝の痛みが続く場合、MRI検査を行うことで、レントゲンでは見えない軟骨や半月板、靭帯の損傷状態を詳しく評価することができます。軽度な損傷であれば、サポーターや湿布などの保存療法が中心となりますが、痛みが強い場合や損傷の程度によっては、注射治療や手術などが検討されることもあります。当院では、入院や手術を伴わない再生医療という選択肢を中心に、状態に合った治療を提案しています。

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次の一歩

今の状態を正しく知ることが、スムーズな改善への第一歩となります。痛みが続く場合は、医療機関で診察を受け、医師の判断のもとMRI検査などの画像検査を行い、原因に合った治療方針を検討することをおすすめします。当院では、MRI画像をもとに、専門医が膝の状態を丁寧に診断をし治療の適応を判断しております。

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