冬になると膝の痛みが増すのですが、寒さで悪化する原因や自宅でできる対策はありますか?

情報提供医師

黒木 健文 医師(福岡ひざ関節症クリニック 院長)日本整形外科学会認定 専門医

60代女性です。11月頃から朝起きた時に膝がこわばるようになり、最近は冬の寒さのせいか、外を歩くと膝の痛みが悪化して困っています。
パートで立ち仕事をしており、以前整形外科でレントゲンを撮った際は「初期の変形性膝関節症」と診断され、湿布で様子を見るよう言われました。しかし冷え込む日は湿布だけでは痛みが引かず、これから本格的な冬を迎えてさらに歩けなくなるのが不安です。冷えによる痛みには、温める以外にどのような対策が有効でしょうか?

冬は寒さによって血流が低下し、筋肉や関節がこわばりやすくなります。その影響で膝の周りも硬くなり、動きが制限されやすくなります。
さらに、痛みに関わる物質が十分に循環されにくくなることで、結果として膝の痛みが強くなる傾向があります。レントゲンで初期の変形性膝関節症と診断されたとのことですが、レントゲンのみでは半月板や軟骨の損傷までは把握が難しい場合があります。
膝の痛みには冷えによる影響だけでなく、膝関節の内部に別の原因が隠れている可能性もあるため、早期に詳しい状態を確認することが重要です。

寒さと膝の痛みが連動する仕組み

冬場に気温が下がると、私たちの体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。これにより膝周辺の血行が悪化し、筋肉や腱が硬くなることで関節の可動域が制限され、痛みを感じやすくなるのです。また、膝の痛みは寒さで悪化しやすく、特に関節内の滑膜(かつまく)に炎症がある場合は、気圧や気温の変化に敏感に反応することがあります。少しでも不安を感じたら、まずは無料でんわ相談からお気軽にお問い合わせください。

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冬に痛みが強まる主な原因

考えられる原因は主に3つあります。
1つ目は血行不良で、痛みの伝達物質が排出されにくくなること。
2つ目は筋肉の硬直で、寒さから身を縮めることで筋肉が緊張し膝関節への負担が増すこと。
3つ目は変形性膝関節症が進行している場合、寒さで関節の動きが悪くなることで、すり減った軟骨の破片が滑膜を刺激しやすくなり、炎症が強まることが挙げられます。60代という年齢からも、関節のクッション機能が低下し、外部環境の影響を受けやすくなっていると考えられます。

自宅でできる冬の痛み対策

冷え対策以外にも、以下の方法を組み合わせることで痛みの緩和が期待できます。
1.保温性の高いサポーターや厚手のタイツで膝を保護する。
2.入浴で膝の芯まで温め、血流を促す。
3.寒冷期のストレッチとして、暖かい室内で椅子に座り、膝をゆっくり伸ばす運動(大腿四頭筋訓練)を行う。
4.家事や立ち仕事の合間に膝を軽く屈伸させ、固まるのを防ぐ。
5.膝の冷えや痛みへの備えとして、足首まで温めるレッグウォーマーを併用する。
これらの冬の冷え対策を習慣化し、関節の柔軟性を維持しましょう。

受診を検討すべき症状の目安

以下の症状が見られる場合は、早めに専門医を受診してください。

【今すぐ受診】

膝が赤く腫れて熱を持っている、痛くて一歩も歩けない、膝が急に動かなくなる(ロッキング)。

【近日中に受診】

朝のこわばりが1時間以上続く、立ち仕事の後に痛みが数日残る、階段の昇り降りが辛い。

【様子見】

軽いストレッチや入浴で痛みが消失し、日常生活に支障がない。湿布だけで痛みが改善しない場合は、膝内部の状態が進行しているサインかもしれません。

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精密検査と治療の選択肢

レントゲンでは骨の隙間は確認できますが、痛みの原因となる軟骨のすり減りや半月板の状態は、MRI検査でより詳しく評価することが可能です。当院では▶︎ MRIひざ即日診断を通じて、お一人おひとりの膝の状態に合わせた治療方針を提案しています。治療の選択肢としては、従来のヒアルロン酸注射以外にも、ご自身の細胞や血液の成分を用いた再生医療という選択肢もあります。再生医療は外来での注射で完結するため、仕事を休みたくない方や手術を避けたい方でも検討しやすい治療法です。

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治療後のアフターフォローと安全性

当院が提供する再生医療は、厚生労働省に計画書を提出し、認可された細胞加工施設で調整されたものを使用しています。これまで44,100例以上の治療実績(2015年3月~2026年2月・当グループ調べ)がありますが、重篤な副作用は報告されていません。また、治療して終わりではなく、専門医による経過観察や、膝の負担を減らすための運動療法の指導など、長くご自身の足で歩き続けるためのアフターケアも重視しています。まずは適応があるかを丁寧に診断いたします。

これからの冬を安心して過ごすために

当院では、日本整形外科学会認定の専門医が、将来的な不安に寄り添いながら患者様に合ったサポートを行います。痛みが続く場合は、MRIや診察で膝の状態を把握し、原因に合った治療方針を検討することをおすすめします。

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