膝のお皿の下あたりで骨が出っ張っている気がします。このまま放置しても大丈夫でしょうか?

情報提供医師

尾辻 正樹 医師(ひざ関節症クリニック 理事長)日本整形外科学会認定 専門医

50代女性です。半年前から膝の下に痛みがあり、最近になって膝のお皿の下にこぶのような骨が出ていることに気づきました。家事でしゃがむ時や、出っ張りを触ると痛みがあります。3ヶ月前に整形外科でレントゲンを撮ったところ、年齢による軟骨のすり減りと骨のトゲができていると言われ、湿布を出されただけで終わりました。
しかし、だんだん膝の骨が出っ張ってきている気がして、ズボンを履くときにも擦れて気になります。このまま大きくなったら手術になるのではないかと怖いのですが、放置しても大丈夫なのでしょうか?

膝のお皿の下にある骨が出っ張っているように感じ、触れたりしゃがんだりすると痛みがあるのですね。ご不安なお気持ちお察しします。すでに整形外科のレントゲンで骨のトゲを指摘されているとのことですが、レントゲンだけでは軟骨や半月板といった柔らかい組織の詳しい状態までは分かりません。放置すると痛みが悪化したり変形が進んだりする可能性もあるため、詳しく状態を把握することが大切です。

まず押さえるポイント

現在の膝の状態について、自己判断で様子を見続けるのはリスクを伴う場合があります。骨の変形だけでなく、周囲の軟骨や半月板がどれくらい傷んでいるかは、レントゲン検査だけでは判断が難しいためです。少しでも不安を感じたら、まずは無料でんわ相談からお気軽にお問い合わせください。

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考えられる原因

変形性膝関節症による骨棘(こつきょく)

加齢などで軟骨がすり減ると、骨同士がぶつかり合い、そのストレスから骨が棘(トゲ)のように変形することがあります。これが膝の下の出っ張った骨のように感じられることがあります。

滑液包炎(かつえきほうえん)

膝関節の周囲にあるクッションの役割をする袋(滑液包)に炎症が起き、水が溜まって膝の皿の下にこぶのように腫れることがあります。

その他の原因

50代というご年齢からは少し珍しいですが、過去のスポーツなどの負担が原因で脛の骨が出っ張るオスグッド病の名残が、加齢による変化と合わさって痛みを出している可能性も考えられます。または骨腫瘍や軟部腫瘍の可能性もあります。

今すぐできる対処

膝への負担を減らす

しゃがむ動作や正座など、膝を深く曲げる姿勢はなるべく避け、椅子や洋式トイレを使用しましょう。

衣類の工夫

ズボンが擦れて痛む場合は、ゆったりとした衣類を選ぶか、柔らかいサポーターで保護してください。

太ももの筋力トレーニング

痛みのない範囲で、椅子に座って膝をゆっくり伸ばすなど、太もも(大腿四頭筋)の筋力をつけることが大切です。関節を安定させる助けになります。

適度な保温

強い熱感や腫れがない場合は、冷やさずに適度に保温することで痛みが和らぐことがあります。

体重のコントロール

膝にかかる負担を減らすため、無理のない範囲で適正体重を保つことも有効な対策の一つとなります。

受診の目安

今すぐ受診

膝に体重をかけられないほどの激しい痛みや、強い腫れ・熱感、膝が急に動かなくなる(ロッキング)などの症状がある場合は、急性期の強い炎症や損傷が疑われます。まずは早めに、お近くの一般整形外科を受診してください。

近日中に受診

現在のように、しゃがむ時の痛みや膝の骨のトゲの痛みが長引いている場合、あるいは出っ張りが大きくなってきたと感じる場合は、近日中の受診をご検討ください。

様子見

一時的な疲労による軽い違和感であれば数日安静にして様子を見てもよいですが、不安が続く場合は専門医にご相談ください。

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検査で分かること・治療の選択肢

骨の変形自体はレントゲンで確認できますが、軟骨のすり減り具合や半月板の損傷など骨以外の状態を詳しく知るためには、MRI検査が必要です。治療としては、まずは痛み止めやリハビリなどの保存療法が基本となりますが、状態によっては手術が検討されることもあります。また、当院のように入院や手術を伴わず、ご自身の血液や皮下脂肪を利用して外来での関節内注射で完結する再生医療という選択肢もあります。

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次の一歩

今の症状がご自身の生活にどう影響しているか、まずは正確に知ることが不安解消の第一歩です。痛みが続く場合は、MRIや診察で膝の状態を把握し、原因に合った治療方針を検討することをおすすめします。当院では事前のMRI検査に基づき、お一人お一人に適した治療プランをご提案しております。

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