60代女性です。スーパーのレジで立ち仕事をしています。3ヶ月ほど前から、夕方になると膝のむくみと痛みが出るようになりました。ひどい時はひざのお皿が見えないくらい腫れて、ふくらはぎがパンパンになります。整形外科でレントゲンを撮り「変形性膝関節症の初期」と言われ湿布を処方されましたが、むくみは全然引きません。
立ち仕事は休めないのですが、このまま放っておくと足が動かなくなるのではないかと不安でいっぱいです。このひどいむくみは、やはり膝の変形が原因なのでしょうか?
まず押さえるポイント
ひざのお皿が見えないほど腫れてしまう場合、単なる疲労だけでなく膝関節内で何らかの異常が起きているサインかもしれません。自己判断で湿布やマッサージだけを続けると、関節内の炎症などを悪化させてしまい、かえって症状が長引く可能性があります。少しでも不安を感じたら、まずは無料でんわ相談からお気軽にお問い合わせください。考えられる原因
関節の炎症と水分の蓄積
膝のむくみの原因として、軟骨がすり減ることで生じる滑膜(かつまく)の炎症が挙げられます。炎症が起きると関節液が過剰に分泌され、膝に水が溜まることでむくみや腫れを引き起こすことがあります。血流やリンパの滞り
立ち仕事で長時間同じ姿勢でいると、下半身の血行が滞りやすくなります。これが足のむくみを引き起こし、夕方にかけて症状が悪化する要因となります。筋肉の疲労と負担
膝関節を支える筋肉が疲労すると、膝への負担が大きくなります。膝が痛み、ふくらはぎがパンパンになるような状態は、膝をかばって周囲の筋肉が過度に緊張しているためと考えられます。今すぐできる対処
こまめな足首の運動
立ち仕事中も、つま先立ちやかかと落としを軽く行い、ふくらはぎの筋肉を動かして血流を促しましょう。適度な休息と足の挙上
休憩時間や帰宅後は、足を心臓より高い位置に上げて休ませると、むくみの軽減につながります。膝への負担を減らす靴選び
クッション性の高い靴やインソールを使用し、足元からの衝撃を和らげることが大切です。優しいストレッチ
入浴後など体が温まっているときに、無理のない範囲でふくらはぎや太ももを優しく伸ばすストレッチを行いましょう。受診の目安
今すぐ受診が必要な場合
足に体重をかけられない、強い腫れや熱感がある、膝が急に動かなくなる(ロッキング)、転倒などの外傷後の強い痛みや発熱を伴う場合は、早急に医療機関を受診してください。近日中の受診が勧められる場合
湿布を使っても痛みが引かない、膝 むくみ 原因が分からず日常生活や仕事に支障が出ている場合は、早めに整形外科等で相談しましょう。様子を見る場合
一時的な疲労による軽いむくみで、一晩休めばすっかり良くなる場合は、セルフケアを続けながら様子を見ていただくことも可能です。検査で分かること・治療の選択肢
骨の変形を調べるにはレントゲンが有効ですが、軟骨や半月板といった骨以外の柔らかい組織の状態はMRI検査でなければ詳しく確認できません。詳しい検査結果をもとに、当院では、入院や手術を伴わない再生医療(外来・関節内注射)を提供しており、患者様の膝の状態に合わせて個別に提案を行っています。次の一歩
当院は事前に行うMRI検査で膝の状態を詳しく確認し、痛みの原因を入念に判断しています。痛みが続く場合は、MRIや診察で膝の状態を把握することをおすすめします。膝への負担を和らげる物理療法やアフターケアも含めてしっかりサポートいたします。
ひざのお悩み解決に向けて
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