コロナ膝とはどういったものですか?~特徴と対処法について~

情報提供医師

情報提供医師

尾辻 正樹 医師(横浜ひざ関節症クリニック 院長)日本整形外科学会認定 専門医

最初の緊急事態宣言以降、自宅でのテレワークが主となりました。以来、徐々に足腰が弱くなってきているように思います。
特に膝関節が動かしにくなった感じがして、ポキポキ音もします。
これが最近言われる「コロナ膝」なのでしょうか。原因と対処法を教えてください。

コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の結果、膝の不調を訴える方が増えているようです。
京都大学整形外科の青山朋樹教授は、これを「コロナ膝」と名付けて警鐘を鳴らしています。

原因は運動不足

コロナ膝に見られる膝の不調の原因は言うまでもなく運動不足です。テレワークなどで長時間同じ姿勢が続くと、関節が固定されてしまい、関節周囲の筋肉が固まってきます。そうなると、いざ膝を動かそうとしたとき、関節にかかる負担が大きくなって、痛みを感じるようになります。

コロナ膝のチェック項目

コロナ膝かどうかを確認するチェック項目があります。一つでも当てはまる場合はコロナ膝の可能性があるので要注意です。
・歩いたり動かすと膝から音がする
・膝周りが固まる感覚がある
・膝がふわふわする感覚がる
・立ち上がる際、足に力が入りづらい
・膝が今までと何かが違う感じがある
・階段の上り下りの時に足が動かしづらい
・足に踏ん張りがきかない
(青山 朋樹 教授 監修)

※膝の音と疾患の関係はこちらでも詳しくご紹介しています。↓
【コラム】膝からポキポキ音が鳴ったら要注意! 見逃せない変形性膝関節症の兆候



長引くコロナ禍。膝の健康維持には適度な運動を

膝に痛みがあると動くのが億劫になりがちですが、じっとしているのは逆効果です。
可能であれば、ウォーキングや水泳などで、膝を支える太ももの筋肉を鍛える運動を試してみてください。それが難しければ、自宅でストレッチやマッサージに取り組んでいただくのも有効です。関節周りの筋肉を動かしたり伸ばしたりすることで血行が良くなり、痛みの和らぎます。以下に簡単なものをご紹介するので、無理のない範囲でぜひお試しください。

【座ってできる膝トレーニング】つま先を10回動かすだけ!膝の負担が軽減

就寝前、起床直後にベッドサイドで行っていただくことができる、簡単な運動です。


ふくらはぎの簡単マッサージで膝の痛みを改善

膝の痛みの軽減効果や足のだるさを解消できるマッサージです。

長引く膝痛。手術の前に再生医療と言う選択肢がある

痛みがひどい場合は、運動だけでなく医療機関での治療が必要になります。
ただ、すでに病院で治療を受けているにもかかわらず効果を感じられない、手術を勧められているが、できれば避けたいとお考えの方には、当院の再生医療がお役に立てるかもしれません。
既存治療で満足な効果が実感できない方は、一度ご相談だけでもお越しください。
専門の医師がお膝の状態を詳しくお調べして、最適な治療法をご提案いたします。

▶︎はじめての方へのご案内

ひざのお悩み解決に向けて
スタッフ一同全力でサポートします。

電話から

ひざの痛み専門|無料でんわ相談|来院予約

0120-013-712

電話受付時間 9:00 〜18:00/土日もOK

この相談を見た人はこんなQ&Aも見ています

関連するコラム

カテゴリー別

効かなかったら、どうしよう・・・

この歳でもできるのかしら?

話だけでも聞いてみたい

今の状況を詳しく知りたい

リスクはない?

あなたの膝の痛み、再生医療の不安、まずはご相談ください。

ひざ関節症クリニック|全国14拠点|治療実績36,000例|整形外科専門医26名所属

電話から

ひざの痛み専門|無料でんわ相談|来院予約

0120-013-712

電話受付時間 9:00 〜18:00/土日・祝日もOK