人工関節の手術を勧められたのですが、入院期間はどのくらいかかるのでしょうか?

情報提供医師

服部 明典 医師(名古屋ひざ関節症クリニック 院長)日本整形外科学会認定 専門医

60代女性です。数年前から変形性膝関節症で両膝が痛み、とくに階段の上り下りや長く歩いたあとに強くなってきました。これまで整形外科でヒアルロン酸注射やリハビリを受けてきましたが思うように改善せず、先日、人工関節の手術を勧められました。手術を受ければ楽になるかもしれないと思う一方で、どのくらい入院することになるのか、仕事や家事をどれくらい休む必要があるのかが分からず不安です。人工関節の入院期間の目安と、手術以外の選択肢があるのかも知りたいです。

人工膝関節置換術の入院期間は、片膝の場合でおおむね3〜4週間が一つの目安とされていますが、年齢や術式、リハビリの進み具合、両膝同時かどうかによって幅があります。
入院期間や、本当に手術が必要か(他に選択肢がないか)については、病状に応じた医師の判断が必要です。
ご自身だけで悩まず、疑問に思う点は主治医に確認し、十分に納得した上で治療方針を決めていくことが大切です。
気になる点は主治医に確認しておくと安心です。

人工関節の手術で押さえておきたいこと


手術や入院がどのくらいになるのか分からないと、それだけで不安が大きくなってしまいますよね。
入院期間や退院後の生活を考える上で確認しておきたいポイントがこちらです。

片膝のみの手術か両膝同時の手術か
仕事・家事でどのくらい体を動かすか
退院後の家事や通院をサポートしてくれる人がいるか

まずは、ご自身の状況を整理してみましょう。
片膝だけの手術か両膝の手術か、お仕事や家事でどのくらい体を動かすか、退院後に支えてくれる家族がいるかなどによって、必要な入院やリハビリの期間は変わってきます。
人工膝関節置換術は、傷んだ膝関節を人工関節に置き換える手術で、術後はリハビリを行いながら少しずつ動きを取り戻していきます。
そのため入院期間は、手術そのものだけでなく回復やリハビリの進み具合にも左右されます。
手術の必要性は、画像や検査の結果だけでなく、症状や生活背景を含めて判断されます。
入院期間は、手術内容や術後の回復状況などによって異なります。
気になることがあれば、まずは無料でんわ相談からお気軽にお問い合わせください。
無料でんわ相談

0120-013-712



人工膝関節置換術の入院期間はどのくらいが目安か


実際にどのくらい入院するのかは、いちばん気になるところだと思います。
あくまで一般的な目安として整理してみます。
片膝:おおむね3〜4週間が一つの目安
両膝同時手術:さらに長くなることがある

人工膝関節置換術の入院期間は、片膝の場合でおおむね3〜4週間程度とされることが多いようです。
手術後の数日はベッド上での安静やリハビリの準備期間にあて、その後は歩行や階段の練習を重ねながら退院を目指していきます。
両膝を同時に手術する場合や、リハビリに時間がかかる場合は、入院がさらに長くなることもあります。
入院期間は病院の方針や術式、回復の早さによって差があるため、具体的な見込みは手術を受ける医療機関で確認しておくことが大切です。
関連: 変形性膝関節症の手術の費用・タイミング・入院期間の解説

人工関節の入院期間やその後の回復を左右する要因


同じ手術でも、入院やその後の回復にかかる期間は人によって違います。
どんな要素が関わるのかを知っておくと、見通しが立てやすくなります。
年齢・手術前の筋力・膝の可動域(曲げ伸ばしできる範囲)
片膝の手術か両膝の手術か、
糖尿病などの持病の有無
退院後に自宅でリハビリを続けられる環境
仕事や家事で必要となる動作や負担の大きさ

年齢や手術前の筋力、もともとの膝の動く範囲によって、リハビリの進み方は変わってきます。
手術前から太ももの筋力を保てている方ほど、回復がスムーズに進みやすいとされています。
また、片膝か両膝か、糖尿病などの持病があるか、退院後に自宅でリハビリを続けられる環境があるかどうかも、入院期間に影響します。
仕事復帰の時期も気になるところですが、デスクワークか立ち仕事かによって目安は異なります。
復帰の時期は自己判断せず、主治医やリハビリ担当者と相談しながら決めていくと安心です。
関連: 人工膝関節置換術のメリット・デメリットの詳しい解説

人工関節手術と入院を決める前に確認しておきたいこと


手術や入院は生活への影響も大きいため、納得して決めたいですよね。
決める前に確認しておきたいことを整理します。
人工関節を勧められた根拠
これまでの治療での改善度
手術時期や退院後の生活について相談すること

まず、人工関節を勧められた根拠(膝の変形の程度や、これまでの治療でどこまで改善したか)を主治医に確認しておきましょう。
人工関節手術は予定手術として行われることが多く、ご自身の生活と相談しながら検討できる場合が多いとされています。
ただし、膝が急に強く腫れて熱を持つ、発熱を伴う、膝が引っかかって動かせない(ロッキング)といった症状があるときは、入院や手術の検討とは別に、早めに整形外科を受診してください。
人工関節を勧められたものの迷いがある場合は、ほかの選択肢も含めて当院へご相談いただくことも可能です。
受診を検討される際は、下記からご相談いただけます。

ひざ関節症クリニックの診察予約



手術・入院を避けたい場合に知っておきたい検査と治療の選択肢


できれば手術や長い入院は避けたいと考える方も多いと思います。
状態によっては、手術以外の選択肢を検討できる場合もあります。
保存療法:ヒアルロン酸注射・リハビリ・運動療法
再生医療:入院や手術を避けたい場合の選択肢の一つ
MRI:軟骨・半月板の状態を必要に応じて確認

変形性膝関節症の治療は、ヒアルロン酸注射やリハビリ、運動療法といった保存療法が基本です。
これらで十分な改善が得られないときの選択肢の一つとして、当院では入院や手術を伴わないPRP-FDや培養幹細胞による再生医療を提供しています。
ただし、膝の状態によっては再生医療の対象とならず、人工関節置換術を含めて検討されることもあります。
どの方法が合うかは、膝の状態を診察で確認したうえで判断することをお勧めします。
レントゲンだけでは分かりにくい軟骨や半月板の状態は、症状によってはMRIなどでさらに詳しく調べることになる可能性もあります。
関連: 膝の再生医療の進め方・効果・デメリットの解説

MRI検査を予約する



この相談を見た方におすすめのQ&A


人工関節を勧められたときの迷いや、手術以外の選択肢への関心は、多くの方が抱くものです。
同じように変形性膝関節症で手術を検討している方からのご相談もありますので、ご自身の状況と近いものがあれば、あわせて参考にしてみてください。
関連: 人工膝関節を勧められたが手術が怖くて踏み切れないとき
関連: 変形性膝関節症が進行しても手術以外の方法を探したいとき
関連: 再生医療の効果はいつから実感できるのかを知りたいとき

まとめ


人工膝関節置換術の入院期間は、片膝でおおむね3〜4週間が一つの目安とされますが、年齢や術式、両膝同時かどうか、リハビリの進み具合によって幅があります。
急な強い腫れや発熱、膝が引っかかって動かせないといった症状があるときや、未成年の方は、まずかかりつけの整形外科にご相談ください。
一般の整形外科で治療を受けても痛みが改善されない方、人工関節を勧められたけれど手術以外の方法も詳しく知りたい方は、当院でMRIをもとに再生医療を含めた選択肢をご相談いただけます。
関連記事: 人工膝関節置換術の術後の合併症と生活上の注意点の解説

ひざのお悩み解決に向けて
スタッフ一同全力でサポートします。

電話から

ひざの痛み専門|無料でんわ相談|来院予約

0120-013-712

電話受付時間 9:00 〜18:00/土日もOK

この相談を見た人はこんなQ&Aも見ています

関連するコラム

カテゴリー別

効かなかったら、どうしよう・・・

この歳でもできるのかしら?

話だけでも聞いてみたい

今の状況を詳しく知りたい

リスクはない?

あなたの膝の痛み、再生医療の不安、まずはご相談ください。

ひざ関節症クリニック|全国11拠点|治療実績45,600例|整形外科専門医31名所属

電話から

ひざの痛み専門|無料でんわ相談|来院予約

0120-013-712

電話受付時間 9:00 〜18:00/土日・祝日もOK